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2024.12.05

NEWS

アフリカ豚熱の侵入防止対策に係る協力依頼について

家畜の重大な伝染病であるアフリカ豚熱(以下「ASF」という。)は、発熱や全身の出血性病変を特徴とする、豚やいのししに感染する致死率の高い家畜伝染病です。

日本ではこれまで発生がありませんが、有効なワクチンや治療法がないことから、日本で発生した場合の畜産業への被害は甚大なものとなります。

韓国においては、本年12 月4日時点で、飼養豚で48 件、野生いのししで約4,000 件の感染が確認されており、未だに終息していない状況です。韓国は地理的にも我が国に近いだけでなく、同国から国内各地への地方路線の復便・増便等により、同国からの訪日旅客数は、本年10 月末時点で2019 年同月比300 パーセント前後となっています。特に冬季は、日本国内でのゴルフを目的とした訪日旅客数の増加が見込まれます。

このような中、動物検疫所における輸入検査において、ウイルスが付着した畜産物や
物品の持込みによるASF 等の家畜伝染病の侵入防止のため、動物検疫所においては、特に釜山広域市を中心とする同国からの入国者に対する畜産物の持込み禁止に関する広報、靴底消毒、車両消毒、携帯品及び国際郵便物の検査等を強化するとともに、各空海港で検疫広報キャンペーン等の啓発活動を行っているところです。

つきましては、日本の観光業と畜産業の両立を図るため、下記の取組について御協力いただきますようお願いいたします。

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1.靴底等の洗浄・消毒、空海港における携帯品検査についてのウェブサイトや御予約の際の事前周知
2.ゴルフ場・宿泊施設の利用旅客に対する別添1のリーフレットの配布
3.施設内における動物検疫にかかる別添2のポスターの掲示
4.施設利用前後の靴底等の洗浄・消毒の実施

よろしくお願いいたします。

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